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何気なく、あの夏のことを思い出して、ぼんやりしていた時



入り口に、一瞬、璃夏のような人の姿が見えた。

大人っぽくて、全然確信が持てない。

でもあれは、璃夏だ。

なんだか不思議な気分になった。

和｢どした？｣

ﾆﾉのひとことで我にかえる。

翔｢いや、何でもない｣

あの夏は、本当に素敵だった。
一生の宝物になる。
璃夏に出逢えたこと、苦しいくらい、本気で人をすきになったこと…

ありがとう、みんな。

翔｢やる？花火｣
和｢やるか？｣
潤｢えー、ほんとにやんの？｣
雅｢やろやろ！｣
智｢うん、やろう！｣
和｢じゃあ、花火買いに行くｼﾞｬﾝｹﾝ！｣

『最初はｸﾞｰ、ｼﾞｬﾝｹﾝﾎﾟﾝ！』



＊END＊