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アオゾラペダル〜それぞれの想い〜

第4章 学園祭

私は目を閉じ、意識のすべてを1枚の布に集中させた。

まわりの音が、聞こえなくなる。

教室に爽やかな風が吹いた。

一気に筆が動く。

みるみるうちに、絵の全貌が出来てくる。




俺は、そんな璃夏をずっと見ていた。
かっこいい…
彼女のまわりを、何か違う空気が包んでいる。
完全に見とれてしまった。

すきだ

すきだ

すきだ…

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