DK
第2章 ブラウン
「俺も颯が好きだった…」
颯はおどろいて顔をあげる
陽介は颯の手をとり言った
「ちゃんと聞いてくれ」
颯は大きくうなずく
「俺は颯が俺のことしたってくれた時から気になってた
どんどん好きになった
颯から後輩が好きって聞いてすっげーイライラした」
うぅ…
「それはごめんなさい!どうしても一緒にいる口実が欲しくて…」
なみだを流しながら颯は言う
「颯が嘘つかなきゃあそこまで襲うようなことしなかったのに…
なんて…颯のせいにして最低だよな俺」
「全然っ!先輩は俺の憧れで…好きな人です!」
「颯…」