あたしは被害者
第5章 ママ
☆
「達也、
今日はどこいく?」
仲良さげに腕を組み、
廊下を歩くあたしたち。
「お前らほんと
美男美女同士だよなぁ!」
「お似合いだよ、笑みっ」
なんて声を
かけられながらも
みんなで校門を出た。
「じゃ、あたしたち
このままデートだから…」
あたしの言葉で
みんながまた
「いいね!
バカップルじゃあん」
「また雑誌に載るん
じゃねーの?!」
などと冷やかしてくる。
ハッキリ言って
邪魔だし
めんどいから
いつもなら怒りで
作り笑顔が
精一杯だったけど
今は違う。
すこしでも時間を
潰せればいい…。
「達也、
今日はどこいく?」
仲良さげに腕を組み、
廊下を歩くあたしたち。
「お前らほんと
美男美女同士だよなぁ!」
「お似合いだよ、笑みっ」
なんて声を
かけられながらも
みんなで校門を出た。
「じゃ、あたしたち
このままデートだから…」
あたしの言葉で
みんながまた
「いいね!
バカップルじゃあん」
「また雑誌に載るん
じゃねーの?!」
などと冷やかしてくる。
ハッキリ言って
邪魔だし
めんどいから
いつもなら怒りで
作り笑顔が
精一杯だったけど
今は違う。
すこしでも時間を
潰せればいい…。
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