ボーカロイドの曲を小説化してみました。
第3章 少年兵と新しいセカイ(シニガミレコード)
アザミは、少年兵が老いていくのが怖かった。自分を残して死んでしまうのではないかと。私だけ取り残して死んでしまうのではないかと。
薊「イヤ。イヤッ!」ボロボロと大粒の涙を流した。
シ「おかあさん…」
薊「そうだ。[終わらないセカイ]を作れば…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※薊「力が…足りない…もっと…セカイを…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※薊「あなた、私、終わらないセカイを作ったの。私たち、家族だけで行きましょう?」
少「………うん…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※薊「まだ…かな?」
終わらないセカイの入り口の前。いつまでもあなたのくる気配はない。
薊「それなら…もうこのセカイに興味はない…私だけで行こうか」そう呟いてアザミは終わらないセカイへ、一人消えて行った。
シ「お母さん!!」グズッ
さよなら…
そんな声がどこからか、聞こえてくる気がした。
薊「イヤ。イヤッ!」ボロボロと大粒の涙を流した。
シ「おかあさん…」
薊「そうだ。[終わらないセカイ]を作れば…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※薊「力が…足りない…もっと…セカイを…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※薊「あなた、私、終わらないセカイを作ったの。私たち、家族だけで行きましょう?」
少「………うん…」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※薊「まだ…かな?」
終わらないセカイの入り口の前。いつまでもあなたのくる気配はない。
薊「それなら…もうこのセカイに興味はない…私だけで行こうか」そう呟いてアザミは終わらないセカイへ、一人消えて行った。
シ「お母さん!!」グズッ
さよなら…
そんな声がどこからか、聞こえてくる気がした。