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大切なのは…。

第1章 妊娠発覚

優side

中学ん時からの付き合いで、結構なんでも分かってるつもりだった。


でも、違った…
俺は、柚を手に入れられた事に浮かれていた。
夫婦になったにも関わらず、相手の些細な変化にも気付かなかった。


柚は、もう泣いていた。
俺と目も合わせてくれない。

優「柚?柚、俺は別に怒ってる訳じゃねぇ」

柚「……」

優「俺はただ、何ですぐに相談してくんなかったって気になって」

柚「…こんな私でも許してくれるの?夫婦なのに相談もしなかった私を…」

優「あぁ、実は茨城に聞いてたんだよ。でも、どうしてはなしてくんねぇのか気になって…ごめんな」

柚「どうして謝るの?悪いのは、私なのに…」

優「こんなに一緒に居るくせに柚の異変に気づいてやれなかったからさ…」

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