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16歳に恋する23歳の俺。

第11章 慧side





今更後悔しても遅いのに


俺は暗い室内のソファに座り


下を向いていた






そういや、あいつの笑顔見たことねぇな


あいつの趣味知らねぇな


あいつの好きなこと




知らねぇな……






俺は知らなさすぎた


体ばっかり縛り付けて


優美花のことを



考えているようで考えていなかった




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