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16歳に恋する23歳の俺。

第11章 慧side







「嫌、ぁ……!!」



弱い力を最大限に消費して
俺の胸を押す



どんっだけ俺のこと嫌いなんだよ……





そっと唇を離すと
静かに涙を流し、小刻みに震えていた







「ゆみ…俺が怖いの?」




視線をずらして
唇をクッと噛んでいる


しばらくして




優美花は首を縦に振った






「……そっか…」




車内が静かになる





その瞬間、




コンコン!コン!!








『お前、優美花ちゃんに何してんだ!!』






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