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真面目ちゃんの秘密

第1章 転校

亜子「でかい……。」



今、私は優世学園を眺めています。


なぜって?




だって私はここに転校するんですから!!


亜子「理事長室…って、どこなんでしょう?」


一人であれこれ迷っていると、



??「君、どーしたの?」


男の子が話しかけてきた。



亜子「あ。えっと、理事長室は…どこでしょう?」



??「あぁ、理事長室なら、校舎側の廊下を右にまがったらあるよ。」


亜子「あ、ありがとうございます。。。」


??「どういたしまして!」ニコッ






ドキッ…。



ダメでしょ…………。

私みたいな、地味で可愛くない真面目な私が…。



??「行かないの?」


亜子「えっ?あ、すいません。では、また。」




私、今、『また』って言っちゃった??


またなんて、ないと思うんだけど……多分。






亜子「ここ、ですか?」


誰も隣にいないのはわかってるんですけど………






理事長室でかすぎないですかっ????????

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