テキストサイズ

真面目ちゃんの秘密

第1章 転校

理事長「いいんだよ。これくらい」



亜子「本当にありがとうございます。」


理事長「あ、そうだ。

もう、教室行く時間じゃない?」



亜子「あ…………………そう……ですね。」



理事長「君は2年1組だよ。」



亜子「あ、2年1組の教室なら、さっき通りましたんで、わかります。」


理事長「そう?じゃあ、一人で行ける?」


亜子「あ、はい。行けます」



理事長「ごめんね。教室まで案内するのも僕のつとめなんだけど
あいにく、会議があってね………。」






そういって、理事長さんは去っていった。





亜子「はぁ……。」





ため息をついたとき____















亜子「いたっ。」












??「ごめん!大丈夫?………ってさっきの子??」



そこには、先程、理事長室を教えてくれた男の子がいた。






??「あれ?これって…………」





男の子が指差したのは、写真。




その写真には不良が写っている。







亜子「きゃっ。



ダメッ!!!




これだけはダメなんですっ!!!!!!!!」





??「え…………でも、この人って、世界一強い、不良のサワコだよね?」





ダメッ。



サワコなんて言わないで…………。






お願いっ!!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ