
高橋家の日常
第4章 平日
げた箱を開けると手紙が入っていた。
ラブレターだ。
「……お昼は屋上で食べるか…」
香恋は階段を上がり教室に入る。
ガララ…
「…あーーーっ!!!!
きたーーーっ!!!!」
一人の女子生徒が叫ぶ。
そうすると、教室の中の人達が香恋を見る。
「……………」
唖然とする香恋。
そりゃそうだ。
「あ、あの、握手してくれませんか!?」
「……え、ああ、うん。」
あっという間に香恋の周りには人だかりができる。
「チッチッチッ…」
一人の女子生徒…
というか、咲が人混みを割り込み香恋と腕をくむ。
「香恋ちゃんは私のものだよ!
だからだめーっ!」
「えー?!
なによ天野さん!
高橋さん…いや、高橋様はいいって言ったじゃない!」
「高橋様はちょっと……
せめて高橋さんに……」
そんなことを言う香恋のことなんかは無視。
「香恋ちゃんはだめなのーっ!」
「だから高橋様は…」
キーンコーンカーンコーン…
「座れー。HRはじめるぞー。」
「天野さんが早くどいてくれないから…」
「ベーッ!
香恋ちゃんは私のものだもんねーっ!」
ラブレターだ。
「……お昼は屋上で食べるか…」
香恋は階段を上がり教室に入る。
ガララ…
「…あーーーっ!!!!
きたーーーっ!!!!」
一人の女子生徒が叫ぶ。
そうすると、教室の中の人達が香恋を見る。
「……………」
唖然とする香恋。
そりゃそうだ。
「あ、あの、握手してくれませんか!?」
「……え、ああ、うん。」
あっという間に香恋の周りには人だかりができる。
「チッチッチッ…」
一人の女子生徒…
というか、咲が人混みを割り込み香恋と腕をくむ。
「香恋ちゃんは私のものだよ!
だからだめーっ!」
「えー?!
なによ天野さん!
高橋さん…いや、高橋様はいいって言ったじゃない!」
「高橋様はちょっと……
せめて高橋さんに……」
そんなことを言う香恋のことなんかは無視。
「香恋ちゃんはだめなのーっ!」
「だから高橋様は…」
キーンコーンカーンコーン…
「座れー。HRはじめるぞー。」
「天野さんが早くどいてくれないから…」
「ベーッ!
香恋ちゃんは私のものだもんねーっ!」
