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君のため。

第2章 返信。

メアドをもらう。

普通は返信なんかしないと思う。

ただあの頃の私は傷つきすぎて、
常識的なことがわからなくなっていた。

それとアドレスをくれた時の言葉。
「返事くれないと傷つきますから」

傷つくんだ…。
傷ついている私はその言葉に弱かった。

返信してしまう。

「いつか機会があれば…」

そしてここから始まってしまう。
色んなこと。人には言えない秘密が。

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