テキストサイズ

私だけを...

第2章 通学

『奈々、雅人。仲がいいのは良いことだけど、早くしないと学校遅れるわよ?』

お母さんの一言で時計を見るともう後、数分しか時間がなかった。

『うわっ、ヤバッ!!巧待ってるよぉ』
私と兄と巧、私達は家が近いのもあって、3人で登校している。

『ごちそ〜さま!!んじゃ、行ってきま〜す!!』
玄関を出るとやっぱ巧はもう来ていた。

『ごめんね、巧!!』
携帯をいじってた巧がその手をとめてこっちをみた。あぁ、今日もかっこいい!!あっ、ちなみに恋愛感情とかじゃないからね?

『よぉ!!奈々、別にそんな待ってねーよ。』
いつも、優しい巧...そんなとこも大好き!!

『もー、巧今日もカッコイイ〜 !!』
私は走って巧に抱きついた。

『...ッ///』
あれ...?何か顔赤いぞ?かわい〜

ストーリーメニュー

TOPTOPへ