私だけを...
第2章 通学
奈々side
学校に着くまで私とお兄ちゃんは言い合いばっかしていた。
...ほんとは前みたいに戻りたい。
そして、お兄ちゃんの温かいあの手でギュッとしてもらいたい...でも、もうそれは叶わない事なんだ...。
私は1人、そんな事を考えているといつの間にかもう学校に着いていた。
いつもの事だけど...やっぱこれはないっしょ。
『ハァ........』
なぜ私が溜め息をついたかというと...
私達3人、お兄ちゃん、巧、そして私が登校すると...大勢の女子と男子に囲まれる。
お兄ちゃん、巧は女子からの告白が耐えないくらいのモテっぷりで今日も朝から告白やラブレターを渡されたりしている。
学校に着くまで私とお兄ちゃんは言い合いばっかしていた。
...ほんとは前みたいに戻りたい。
そして、お兄ちゃんの温かいあの手でギュッとしてもらいたい...でも、もうそれは叶わない事なんだ...。
私は1人、そんな事を考えているといつの間にかもう学校に着いていた。
いつもの事だけど...やっぱこれはないっしょ。
『ハァ........』
なぜ私が溜め息をついたかというと...
私達3人、お兄ちゃん、巧、そして私が登校すると...大勢の女子と男子に囲まれる。
お兄ちゃん、巧は女子からの告白が耐えないくらいのモテっぷりで今日も朝から告白やラブレターを渡されたりしている。