
声をきかせて…
第5章 次の日
次の日、目が覚めると、昨日の出来事を思い出しながらいつもの日課のカセットに録音してあるラジオを聞き、コーヒーを飲んだあと職場へと向かった。
会社にもう少しで着こうとするところで高城さんに声をかけられた。
『日菜ちゃん、おはよー。』
『高城さん、おはようございます。』
私は笑顔で答えた。
『日菜の笑顔いいね。
元気になるよ。
で…昨日、あれからどれ位で聖夜来た?』
『30分位経ってから来ましたよ。』
『えっ、30分も?そんなに待ってたの?ごめんな。一緒に待ってられたらよかったんだけど…まみちゃんが強引で…』
と苦笑いしていた。
『高城さーん。
おはようございます。
昨日はありがとうございました。
またいきましょうね。
日菜ちゃんもおはよ。
あれからどれくらい人間コンピューター待ってたの?』
まみさんは、私と高城さんの間に割って入ってきて、私、まみさん、高城の三人で歩きながら会社へと向かっていた。
『今、その話してたんです。
小野さん30分位で来ましたよ』
『えっ。
あそこのコンビニまで往復でも30分かからないよね?』
『だよね。俺も思ってたんだよね。佐々木ちゃんが待ってたコンビニまで歩いて5分位と思ってたんだけど…』
『あっ…佐々木さん、もしかして…』
と小さな声でまみさんが言ったがその声が高城さんには聞こえなかったらしく、
『コンビニで立ち読みでもしてたんじゃね?』
と笑っていた。
会社にもう少しで着こうとするところで高城さんに声をかけられた。
『日菜ちゃん、おはよー。』
『高城さん、おはようございます。』
私は笑顔で答えた。
『日菜の笑顔いいね。
元気になるよ。
で…昨日、あれからどれ位で聖夜来た?』
『30分位経ってから来ましたよ。』
『えっ、30分も?そんなに待ってたの?ごめんな。一緒に待ってられたらよかったんだけど…まみちゃんが強引で…』
と苦笑いしていた。
『高城さーん。
おはようございます。
昨日はありがとうございました。
またいきましょうね。
日菜ちゃんもおはよ。
あれからどれくらい人間コンピューター待ってたの?』
まみさんは、私と高城さんの間に割って入ってきて、私、まみさん、高城の三人で歩きながら会社へと向かっていた。
『今、その話してたんです。
小野さん30分位で来ましたよ』
『えっ。
あそこのコンビニまで往復でも30分かからないよね?』
『だよね。俺も思ってたんだよね。佐々木ちゃんが待ってたコンビニまで歩いて5分位と思ってたんだけど…』
『あっ…佐々木さん、もしかして…』
と小さな声でまみさんが言ったがその声が高城さんには聞こえなかったらしく、
『コンビニで立ち読みでもしてたんじゃね?』
と笑っていた。
