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虚-Utsuro-

第4章 虚構-キョコウ-

ホロとしてのアカウントは、SNSの新着ユーザーのところに華々しく表示されていた。

そのためか足跡をみるとたくさんのユーザーからの訪問があり、あしあと帳にも……


『はじめまして!仲良くしてください!』

『ぁたしゎ、ちゅぅ②の女子です(*´艸`*)気軽に絡んでぇぇぇ☆』

『ホロ君はじめまして♪新着から来ましたぁ!ゆーなっていいます!よかったら仲良くしてね^^』


など、次々と書き込みがあった。



信じられない……。
今まで散々だれにも相手にされてなかったのに!!
こんなに書き込みがあるなんて……!


複雑な気持もあったけど、単純にコメントがたくさんついたことが嬉しくて、必死になってすべてにレスをつけた。

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