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虚-Utsuro-

第2章 序幕-prologue-

注目を浴びたくてついた、ほんの些細な嘘が日増しに大きくなっている

自分の唯一の居場所を自分自身の手で粉々にしてる……そんなのわかってる!!

わかってるけど、もうあとにはひけない……!!



だって真実のあたしを誰も見てはくれないじゃない
だったらイツワリの世界でイツワリの自分を作ったっていいじゃない






あたしは虚-ウツロ-で溢れかえってる

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