スマイル ~*届3続編。気象・N*~
第5章 episode4~*改めて*~
あれから、私の部屋を戻して
部屋にベッドもあったのに、二宮さんのベッドで抱き合いながら一緒に寝た
朝起きると、まだ7時過ぎで
だけど朝食を作ろうと、二宮さんを起こさないようにしながらすり抜けた
ある程度出来てきたところ
和「んんー、いい匂い…。おはよ、唯…」
唯「おはようございます、もうすぐでできますよ。」
二宮さんが起きてきた
和「…なんか、新鮮なようで懐かしいな(笑)」
唯「こうやって触れてくれる二宮さん、新鮮ですよ。前なんて、口さえ聞かなかったんですから」
和「あのさ、、敬語、止めてほしいな。あとやっぱ、“二宮さん”はやだよ…」
いきなりの要望で戸惑ってしまう
唯「会って、2日目ですよ!?無理ですって!!」
和「だって、ただやり直しただけで、結構経ってるでしょう?」
唯「無理なモンは無理なんですよ、恥ずかしいし!」
和「ほら、昨日とか、特別な日みたく
和くん、って呼んでよ……」
私、二宮さんの悲しそうな顔、弱いんだから……
唯「……和くん、、ズルいよ…んっ、」
和「アンタのが、ズルいよ………」
こんな幸せな朝を迎えたのは、多分、初めて。