テキストサイズ

ふしだらと言わないで

第3章 初めての恋の続き

 肉欲もそうだが
 精神的な部分を支えてくれる誠司の存在はなくてはならないものだ

 あれから私は結婚して
 幸せな生活を暮らしている

 夫を傷つけるつもりはない
 愛しているからだ
 私は傷ついてもいいが夫が傷つくのは私が泣いてしまう



 結婚してからも
 誠司との関係は続いた

 お互い家庭がある身だ
 けれど会えない分
 セックスは燃えに燃えてしまう

 私の女がむずむずして
 触られる
 初めての恋の続きを確かめる

 私も誠司も大人になった

 どうにかなりたいわけじゃない
 叶ったとは言わない

 でもこれが――

 私の初恋の続き







ストーリーメニュー

TOPTOPへ