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背伸び

第3章 チャラい?

「早く行けよ?
怪しまれたら困るからなぁ?」


「もおっ…先生私の事からかい過ぎです」


ちょっぴりイラっとした。
先生にからかわれてる気がして
悔しかった。

悔しくて、悲しくて
苦しくて……

だけどやっぱり
スキなんだ


私は無言のまま部室を出た。


大丈夫、
きっと誰にもバレてない。

先生は時間をおいて部室から出てきた。


「お前ら気を付けて帰れよ?」


「うぃー」


自分の気持ちを押し殺すのがこんなに辛いなんて思っていなかった。

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