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FREE BIRD

第50章 遅いよ

遅いよ…雪…


閉じた扉の向こう側で、雪の悲しい顔が目に浮かんだ。


ごめん…


久しぶりの罪悪感に襲われ、胸が痛んだ。



それでも、僕は美穂さんの事を辞めようとは思わなかった。





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