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第21章 手紙

あの日、シャワーに入っていた私の耳に怒鳴っている海斗の声が聞こえた。

いつもの優しそうな話し方ではなく、怖い話し方だった。

シャワーを浴び終わり海斗の様子を伺っていると電話を切り急いで出ていった。

発信履歴を見ると梓の文字があった。

その履歴の名前をみて私は泣いた。

やっぱり梓がいいと突きつけられている感じがして…。

ふと鞄に目をやると、梓からもらった手紙が目に入り手紙を見ていた。

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