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第6章 響と海斗

俺は脅迫罪で三年塀の中に入ることになった。

理由は悪質、反省の色が見られない、テープレコーダーという完全な証拠ということだった。


そりゃそうだろ。

本当に殴ったわけでも、殺したわけでもねぇのに、ただ脅すために…梓に会わせたくねぇ為だけに言った言葉で捕まるんだから。

反省できるかって感じだった。

でも、響が梓のことを言わなかったのには感謝していた。

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