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redcross

第10章 闇

四年ぶりに会ったときのあのそっけない態度も許せなかった。

明らかに会いたくない的な感じ。

去っていく梓の背中を見て、

『どう、三年分返して貰おうかな…。




ねぇ。梓ちゃん♪』

俺の目は、梓の隣にいた女を見ていた。

(あの制服は確か…あそこのファミレスの制服だったはず…)


梨華はファミレスの制服の上にパーカーを着ていてファスナーを閉めていたが胸元が見えていて、どこの制服か分かった。


早速次の日に、その思い当たるファミレスに行った。

塀の中で知り合ったサトシと一緒に。

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