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おにいちゃんのおもちゃ

第22章 再会:兄

時子は滅多に夜連絡がつかない。
そんな日は落ち着かなくてイライラする。
他の女を抱くのもめんどくさい。


会えるのは、時子の身体が俺を求めて我慢できない時。







「公彦さん……もう、会うのやめたいんです。彼氏がいるのにこんなこと……いけないです」


教材室で授業をサボって待ち合わせ。
時子は成績優秀で授業をサボったことなどない子だった。俺と違って……


それなのに、俺がメールしただけで切なそうに俺に会いに来る。


「時子……」
「……っ、あ」
「いつもそう言うな、時子は」
「だって……こんなこと……」


抱き締めると、ビクンと身体が震える。
背中や脚を撫でると反応する。
もう、俺のも完璧に反応してる……。
時子を見ただけで、勃起するから。


「こういうことも、もう……」
「……彼氏とも、してる?」
「はい……」
「彼氏にはこんなに感じないんだろ」
「……」


制服のボタンを外す。
期待するようなキラキラした瞳で俺を見つめる時子。




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