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おにいちゃんのおもちゃ

第23章 諦めたい:妹

この時は、ここが何をするための場所なのか知らなかったの。




















「お部屋かわいい〜、お姫様ベッドがあるよぉ〜」
「好きだろ、こういうの」
「うんっ、小物もレースいっぱいでかわいい〜、お風呂もあるんだっ、広いね」
「うん、2人用だからね」
「そうなんだぁ、おうちでおにいちゃんと入るとちょっと狭い……あ」
「公彦といつも入ってるの?」


美砂は首を振る。
たつにいちゃんはお風呂にお湯を入れてる。


「あのね、前はよく入ってたの。でも今は……」
「入ってくれないんだ。じゃ、俺と入ってみる?」
「そんなの、恥ずかしいよ」
「じゃあ1人で入る?泡風呂」
「泡のお風呂っ、入るぅ」
「もうすぐ入れるからね」
「うん」













美砂がお風呂に入ってると……

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