無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

5年前

俺「おいっ日向っそんなにはしゃぐなよ」

日向「しょーがないじゃん。始めての海だぜっ」

俺と日向はまだ子供で冒険して見たい気持ちでいっばいだった

確かに俺は日向より年は上だし世間でいう立派な大人だった
でも始めて親の目を盗んで海に来たことに俺たちは興奮していた

日向「兄ちゃん！」
俺が振り向いた瞬間に日向は海水を飛ばす

ばしゃっ！！

俺「つべった！！くそーーおかえしだっ！！！」
日向「やべっ！！目に入った！クソ兄！！！」

俺「日向が悪いんだよっ」

といいながら俺たちは笑い転げた

遊び疲れて砂浜に座り込む

俺「はぁー楽しかった」

日向「なぁ兄ちゃん……」
俺「ん？どうしたそんな真剣な顔して」

日向「兄ちゃんに言いたいことがあるんだ」
俺「なに？」

日向はいっこうに口を開こうとしない
むしろ泣きそうだ

俺「日向？腹てもいたいのか？」
日向「違うわ。やっぱいい！！」