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俺が聖の方へ駆け寄ろうとしたとき携帯がなる


俺「やっべっ！マナーモードにしてなかった！」

店内はとても静かで携帯の音にみんながこちらをむく
俺はとにかくその電話にでた

俺「もしもし？」
相手はもちろん日向である

日向「今日ご飯どうする？」

俺「今日は上司と食べることになったから日向は食べてて。」

いきなり日向の声のトーンがかわる
日向「ふーーん。どこでたべるの？」

俺「○○○ってとこだけど……？どうして？」

日向「別に聞いただけ。じゃっ」

ブツッ！


俺「なんだよあいつーいきなりきりあがってー」

聖「どうしたんですか？座って下さい。」

俺「すみません。弟から電話がきたもんですから」

聖「そうですか。弟……」

俺「どうしたんですか？」
聖「弟だったんですね(ニコッ)」

なんのことだろう？
俺「どこかで会いましたか？」

聖「会社の前で仲良くしていた人ですよ。」

仲良くしていた人…つまりこの間日向に抱きしめられていた時のことだろう

俺は一気に体の血がひいてくのがわかった

俺「ななっなんで弟ってことになるんですか！！！」

聖「わかりますよ。それぐらい。さっきの電話していた時の顔をみれば誰だって」

どんな顔してたんだぁぁーー
そんなに俺わかりやすいかなぁ？

聖「図星ですね。」