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幼いえっち

第19章 小学校卒業


去年の春、
夜桜を見に行った桜並木の土手が
遠くに見えた。


もう、桜が咲いている。




カイくんとその場で横になり、
雲ひとつない青空を見上げた。



暖かい日差し


春風


小鳥の声と風の音しか聞こえない。



あたしはカイくんの腕を
自分の腕に絡ませ、
そっと身を寄せた


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