幼いえっち
第23章 高校生の放課後
ルナたちが集まっている渡り廊下に行くと
女子達の笑い声やおしゃべりが聞こえ始める。
見てみると、10人くらいの女子が
渡り廊下の真ん中で輪を作って座り込んでいた。
ルナもその輪の中で、
ボンボン片手になにやら奇妙に腕を動かしている。
なんだか入りずれぇ。
渡り廊下の入り口から声をかける事にする。
「おーい、ルナ」
ルナは気づかなかったけど、
ほかの女子が気づき、ルナを小突く。
こっちを振り向いたルナは手を振ると、
わきに詰まれたバッグの山から自分のを引っ張り出した。
帰る支度をするルナに周りの女子がなにやらニヤニヤと話しかけている。
女はこっからが長いんだよな。
いつものことだ。
俺は渡り廊下に背を向けて、
廊下に並べられたどっかの部活が取ったトロフィーや表彰状を眺め始める。