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幼いえっち

第38章 幼い関係からの卒業

「今更、自己嫌悪ってわけ?
自分の身に起こらないと
わかんねーの?
救いようがねーな。」


「・・・・」


「俺が今日ここに来たのは、
お前に一言、言いたかったからだ。
俺の目を見ろ。」


あたしは
恐る恐るザックの目を見た。


ザックの釣り目は鋭く、
あたしを突き刺すように睨んでいた


あたしの視線を確認すると
ザックは口を開く。


「俺は、
先輩に憧れてるし、
本当に尊敬している。
先輩を傷つけるようなことはするな。
本気で先輩の方を向けないなら
もう、近づかないでくれ。」


「・・・・・・・ザック・・・・」


ザックは、そういい終わった後も
あたしから視線を外さなかった。


ただただ、
真剣なまなざしをあたしに注ぐ。


そこには

尊敬以上のジョシュへの
愛情のようなものを感じた




「・・・・ごめんなさい・・・・」


あたしは

そんなザックに謝ることしか
出来なかった



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