幼いえっち
第43章 コンワク
帰り道、コンビ二でアイスを買って
公園に立ち寄った。
「あの先生、本当面白いよ!
クラス落ちて、正解だったかもw」
「もぉー!
なにしに塾行ってるのよアラタは。
そこ、落ち込むとこだからっ」
「トモだって、
Sクラスの講師、嫌いじゃなかったっけ?」
「そうだけどぉ。
でもそういう問題じゃないじゃない。
カナメもなんか言ってやってよぉ」
「僕はS行きたくないから
調節しながらAクラスのままの
成績にしてるしw」
「やだぁ!なにそれぇ!」
きゃははっと笑うトモちゃん。
塾のコースや先生の話しで
あたしは入っていけない。
でもこれから通う塾だし、
とりあえず聞きにまわることにしていた
そんなあたしに気づいて
カナメくんが声をかけてくる。
「あ、ごめんね、チカちゃん。
退屈だった?」