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しばらくすると
トモが立ち上がって言った。

「ちょっとトイレいってくるー
チカ、一緒に・・」

その言葉をさえぎるようにカナメが言う

「あ、僕も行きたい。」


トモは視線をカナメに移し言う

「あ、そう？
じゃぁいこっ」

トモはカナメと一緒に
公園のはずれにある
公衆トイレへ向かった。


あたしはアラタとその場に残され
二人を待つことになった。


二人が立ち去るのを見送ると
アラタがあたしの手を握った