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幼いえっち

第43章 コンワク


ドクンッドクンッ


心臓が大きく鳴る。


冷や汗が出る。


「な・・・なにが・・・?」
とぼけてそう言うと
アラタはさらにあたしに近づき

反対側の腕を掴んだ。


「緊張、してるの?」


顔を覗き込んでくる。

視線をそらすと
アラタの柔らかそうな唇が視界に入る


胸がどきどきするよ・・


「だ・・・ダメだよ・・・」

俯いたまま、
やっとの事で声を絞り出した。


「ダメって、何が?」

優しく、説くようにあたしに聞いて来る


「な・・なにって・・・・」


体をこわばらせるあたし。

アラタはそっと、あたしの髪をなでた


ビクッと体が震える。


そんなあたしを見て
アラタ独り言のように呟いた。

「やば。
チカ、マジ可愛いんだけど。」


頭をなでたその指が
あたしの顎を、クイッと持ち上げた



強制的に

アラタの方を向かせられる


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