テキストサイズ

幼いえっち

第45章 キネンビ

「わっ、
何泣いてんだよ;」



カイくんは
しゃくりあげるあたしに一歩近づくと
そのままぎゅっとあたしを抱きしめた


カイくんの胸に顔がうずまる

息苦しいけど心地いい。

懐かしい、カイくんの匂いがする



カイくんに包まれたまま
あたしは次第に泣きやんだ。


そしてその体温に身をゆだねる。




しばらくすると

「・・・・落ち着いた?」

心配そうに聞いて来るカイくんに
あたしは静かに頷く。


「チカ、子供みたいだな」


「・・・子供だもん・・・」


「最近は、
もっと子供っぽくなったと思うけど?」


「・・そんなこと、ない・・」


「あるよ。
いきなり怒ってすねたり。
あてつけみたいにして
ほかの奴と遊んだりさ。」


「そ・・それは・・・・」





ストーリーメニュー

TOPTOPへ