幼いえっち
第46章 幼いえっちへ
カイくんとのファーストキスは
柔らかくて、
涙の味がした。
あたしがいっぱい、
泣いてたから。
でもやっぱり甘くて
いっぱい力が抜けてしまった。
「・・・キス、とまんないかもw」
鼻と鼻が重なる距離で言った
カイくんの言葉が
いまだにあたしの心をくすぐる
嬉しくて幸せで、
胸がいっぱいだ。
「♪」
幸せにひたりながら
カイくんと手を繋ぎ
通学路を歩いていると
カイくんが突然思いがけないことを
口走った。
「・・・・チカもアソコ、
興味あると思ったんだけどなぁ」
一瞬。
あたしの歩みが止まる