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赤い花~情欲の檻の中で~

第3章 MemoriesⅡ

MemoriesⅡ

 白いリネンの上で美華子は思いきり身体を仰け反らせている。祥吾は両手を後ろについて脚を投げ出した体勢でベッドに座っている。今、美華子は祥吾の上に大きく脚を開いた格好でまたがっていた。
 もちろん、二人は奥深い部分でしっかりと繋がり合っている。
「あぁっ、あ、ぁ」
 祥吾は上に跨った美華子の反応をいちいち確かめるように上目遣いに見ながら、腰を動かす。
「お前の身体は本当に嫌らしくなったな」

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