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海蛍

第9章 想い出の海

・・・それにしても。


何だかさっきから胸騒ぎがする。

気のせいか・・?


俺は一旦は家に帰ろうと階段を1歩上がるけどすぐ踵を返し蛍を追った。



蛍を必死に追いかけて彼女にバレないように後ろを着いて行く事1時間


小さな山の上の公園に着いた。



・・何だ?ここ。

別に何もないただの小さな公園。

その中に入って最初から決めてたように奥の小さなベンチに腰掛け空を見上げる蛍。


日も落ち夜空には星が煌めく。


それをただただ静かに眺める彼女。

それを眺める俺。

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