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『そうだね。』

「兄弟だからね・・・難しいけど。

でもいつかは結局どちらか自分の心に決めなきゃ。

雅人君にも失礼だし何より自分に失礼だよ。」


『でも・・ハルはもう私の事なんて・・』


「ね？いつもそうやって逃げてるから大事な時に大事な物逃がして後悔するんでしょうが。」


バカが。って言い捨てる美樹ちゃん。



そうだね。

ホントその通りだね。


今日はその通りな事ばかり言われて何も言い返す事も出来ず

ほぼ叱れる子供のように小さくなりながら働いた私。


美樹ちゃんの言葉が一つ一つが心に響く。