テキストサイズ

海蛍

第7章 雨 時々 心嵐注意報

―――あぁ・・。

外はまるで私の心を表すかのように雨だな。

なんて朝から詩人的思考しながら軽く現実逃避。


したいのに。

「蛍、おはよう」

なんて横から雅人に笑顔で現実に引き戻され逃避失敗。


『おはよう』

眠そうに目を擦る雅人に挨拶を返す。

私は全くあれから寝れず結局徹夜。

と言っても仮眠したせい&ハルの件で眠たくなかったのもあるけど・・。


あぁ、気が重い・・。


朝から憂鬱感MAX状態でリビングへ行こうと立ち上がった時、ふと疑問が残る。


それは



普段寝る時から朝食食べて着替えるまでノーブラだけど今はハルが居る。

ブラすべき?

当然ながらノーメイクだけど・・

メイクすべき?!


どっち???!!!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ