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　｢ん…｣


小春が寝返りをする｡
これ以上､ここに居たら本当にﾔﾊﾞｲな｡
俺は､小春の長い髪を指で掬い､
髪に口付けをする｡


　｢おやすみ､小春｣


俺は､立ち上がりその場を離れて
小春の部屋の扉を閉める｡

そして､階段を降りﾘﾋﾞﾝｸﾞに戻る｡


　｢先生､部屋どうする？｣


戻ってきたと同時に､冬馬が俺に
質問をする｡


　｢部屋？｣

　｢寝る場所無いんだから
　俺ん所で寝たら？｣

　｢俺､そんな趣味無いよ｣

　｢ばかじゃないの｡｣

　｢嘘だって｡じゃあ､そこで寝る｣

　｢わかった｡じゃあ､布団
　出してくる｣


冬馬と冗談を交えながら会話をして､
冬馬はﾘﾋﾞﾝｸﾞを出ていき俺の
寝場所を用意する｡

その間､俺はｽﾊﾟｹﾞﾃｨを食べる｡

我ながら美味い｡
流石､俺｡
小春にも食べてもらいてぇなぁ…