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許嫁から始まる恋

第7章 EPISODE #7


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 「ん゛ー…?」


翌朝、眩しい陽射しに叩き起こされて
目が覚めた俺。


 「あー…。
 あのまま、寝たんだっけ?」


俺は、昨日小春を抱き締めて
そのまま小春と共にソファの上で
寝てしまったようだ。
そして、その小春は俺の横で
すやすやと寝ている。


 「…飯、作るかな」


俺は、ソファから体を起こし
小春の頭を優しく撫で、立ち上がる。
キッチンへと向かい、朝食を作り始める。


 「そういえば…冬馬、帰って
 来てんのかな?」


朝食を作りながら、悩んでいると
トントン、と階段からの足音が聞こえた。


 「足音したから帰って来たんだな」


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