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許嫁から始まる恋

第9章 EPISODE #9



海に到着して車を降りて
砂浜を歩く。


 「気をつけて?」


手を差し出す遥に私はドキドキして
手を握り甘える。


 「行こっか」


私は頷いて、遥はそれを確認すると
ゆっくりと歩き出す。

周りから見れば私達どんなふうに
見られてるのかな?


 「まだ肌寒いな」

 「そうだね」

 「寒い?」

 「平気」


遥の後ろを歩いてついていく。
遥が歩みを止める。
私は俯いていた顔を上げると
水面がキラキラと光り輝いている
海に到着。

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