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それでも、私は生きてきた

第11章 オーバードーズの幻想

叔父の回復に伴い
また、
自身の問題が浮き出る。

叔父に何かを食べさせる事に
集中することで、
自分自身の価値も繋いでいたのかもしれない。

また
無価値観に襲われるように
なった。

ガスパンも時々やるようになった。
以前ほど、
集中的に
使い込む事はなくなったものの、
自傷行為、
オーバードーズ(大量服薬)、
ガスパン、
アルコール
援交
入れ替わりに
行っていた。

精神科で処方される
薬の量だけでは足らず、
ネットの世界で
睡眠薬を買い込んだり、
譲り受けたり、
あらゆる手段で溜め込む。

生きる屍のようだった。

明るい時間帯に外出することを
嫌がり、
診察時間終了間際に
病院へ駆け込む。

帰り道にお酒と煙草を買い込み、
時々、ガスパンの元を買う。

夜間は援交に出歩き、
夜中に
お酒とオーバードーズ。

人間らしい生活環境では
なかった。

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