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それでも、私は生きてきた

第12章 自殺願望

生きてる感覚は
消えていくばかり。
再度、
生きた屍のようになった。
堪え難い生きてる苦痛。

私はどうして生まれたの?
私はどうして生きてるの?
私はいつ死ねるの?

漠然とした絶望感から
逃れることは出来ずにいた。

家族との会話も消え、
部屋からも出ない。

繰り返す自殺未遂。

何度か病院にも
運ばれた。

母には、
いい加減にしろ。
と、何度も言われ続けた。

完全に呆れられていた。
自室で首吊りを
何度も試みた。
処方とアルコールで
ヨレヨレのまま
首吊りの支度をする為、
首吊り実行寸前で
力尽きる事も多かった。

中途半端な行動を起こす
私の姿をみて、

まだ生きてんのか。

と、母はため息をついた。

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