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遠い幼なじみ

第9章 初・部活

絢「太陽は、お隣さんで家族ぐるみで仲がいいの。だから太陽も私を絢って呼ぶし………」



「へー!ラブラb「しばくよ?」すみません」







なんかちょっと、絢先輩トッキーの匂いがするんだけど。
















―――――ん?





お隣さん…といえば、で私は柔剣を見渡した。








絢「どうしたの?」




「あ、あの、圭ちゃ……高梨圭介って、剣道部にいないんですか?」





よく考えてみれば、圭ちゃんだけじゃなくて他の1年さえいない。







絢「ああ、高梨君いるよ。でも1年はモップ掛けを先にやるから、着替えが遅れるの」




「あー、なるほど。


って、私はやらなくていいんですか?」


絢「いいのいいの。菊高の剣道部は女子には優しいからね」



「へ、へー…」



なんじゃそりゃ。



まあ、さっきの真先輩みたいな人が代々部長になるなら、まあ納得。







絢「そろそろ、来るんじゃないかな?」



絢先輩が体育館倉庫の方に目を向けた。

私もつられて同じ方向を見る。









ガチャッ






鈍い金属音が聞こえたのと共に現れたのは、胴着姿の圭ちゃんとその他の男子達。






なんつーか、他の男子と圭ちゃんが並んでると、他の男子が玉ネギにしか見えない………

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