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妄想ガール

第1章 JKになりましょう。



うちには、見覚えがあった!!


「和也!!」

そう、あの・・・

恋愛ゲームに出てくる和也にそっくりなんだもの!!

「あの、離してくれません?」

と、つい口走ってしまった。

まさに、危険なボタンを押したんだったらしく・・・

「て、天馬様に!!」

「鬱陶しいわ!!」

「私たちの天馬様に!!」


「キーーーーーーーー」


と、吠え出したのだ。

無論、和也が何かを言っても聞こえるはずもなく・・・。

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