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妄想ガール

第2章 決めましょう。


安堵のため息。

なぜなら、

―ちょっと前―
『あの、先生
この、副委員長と委員長ってペアにならなきゃいけないんでしょうか』

緊張の面持ちで聞く

『あ~・・・
うん、適当に決めちゃって~』

と、ゆるい感じで返された。

そして、天馬に聞く

『ね、天馬。
あんたさ、一緒に組みたいことかいんの?』

すると、こっちも気怠そうに聞き返してきた。

『なに?
お前、俺のペアになりたいわけ?』

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