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妄想ガール

第2章 決めましょう。


「奇遇ですね。
僕もそう思ってたところなんですよ。」

と、声をかけてきたのは制服を直していたキチキチ男。

「あ~。
そうですよね。」

と、曖昧な返事を返す。

正直こういうタイプは苦手だ。

それになんだかキモイ。

息は荒いし
手汗かいてるし
なんか、キモ男ですオーラムンムン。

「大野梨乃さんですよね。」

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