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妄想ガール

第3章 行きましょう。


「はぁ・・・もう。」
ため息が漏れてしまう。

一番奥の隅っこの席に座っている。

「なんであんたなんかと一緒なのかなあ・・・」


うちは、そう隣に足を組んで座っている人に言う・・・

「お前さ、グダグダ言ってると舌噛むぞ。」

天馬に冷静に言われる。

確かにそうなのだ。

「うっきゃ~~~~!!」

なんて、あちこちで聞こえる。

それは、天馬がかっこいいことをしたわけでも
うちを、どうこうしたからではない。

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